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シャルドネ ユーヴィーエスエル・ヴィンヤード 2021

Chardonnay UV SL Vineyard

希望小売価格 30,000 円(税別)

ヴィンテージ 2021年
容量 750ml
タイプ 白ワイン
味わい
主要品種 シャルドネ 100%
ブレンド品種
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
ネステッドAVA、他 カーネロス/ Carneros
備考 Parker Point 96-98P完売

詳細データ MORE

ワインメーカー マーク・オーベール/ Mark Aubert
醸造
熟成
土壌
サスティナブル認証
評価 90P以上
キャップ コルク
アルコール度数
品番 1AUBC54121
JAN
入数 12
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コメント

UVは畑のオーナーだった故ユリシス・ヴァルデス(ソノマで最も有名な栽培家の1人で2018年に49歳の若さで急死)の頭文字で、SLは区画名ストーツ・レーン。ソノマ・コースト中西部オキシデンタル地区にあり、鉄の多い土壌は強い個性の長期熟成に向く、ゴールド・リッジ土壌はリッチで肉感的なテクスチャーを持つ。吟味したクローン・セレクションで芯のしっかりとした味わい。樽醗酵・樽熟成10ヵ月(80%新樽)後、4ケ月落ち着かせボトリングの際にブレンド。

ヴィンテージ情報

2021年は前年に引き続きナパとソノマで春から秋にかけて雨のほとんど降らない状態が続いた。
冬に降った雨はブドウ樹に必要な水分と栄養分を吸収するのに十分で、その後に雨が降らなかった為、収量は自然に落ち、コンパクトな房に小粒な実で濃厚な味わいを持つブドウを最適な熟度に達したところで収穫した。

ワイナリーでは最先端の技法と昔ながらの伝統を組み合わせ、完成したワインは、土壌由来の表現とワイン造りの匠が融合した味わいとなった。
卓越した時計職人が賞賛されるのは、その技術が精密であるのみならず細部にまでこだわっているから。
美しい時計は時間を告げる道具としてだけでなく作り手の思いやストーリーが語られる。

2021年のシャルドネも同様で小さなディテールまで描き出されるストーリーと圧倒的なパフォーマンスを実現するメカニズムを持つ。
2014年や2017年といった良年のヴィンテージと比較するもよいが、2021年はそれ自体、洗練された輝きを放ち、その土地固有の特徴を、水晶のような美しく透明なフレームで表現している。

各ワインには産地を象徴する壮大な表現があり、あるものはよりリッチで、あるものはより切れがあり、あるものはミネラルが強くあるものは果実味が強い。
しかしそれぞれのワインは共通の緊張感と対照的な果実味を併せ持ち、紛れもなくオーベールと認識される。

テクニカル情報

葡萄は夜間に手摘みし、冷たいうちにワイナリーに保冷車で運び込み、仏産樽(80%新樽、20%一年使いの樽)で4-6ケ月以上かけて第一次と第二次発酵を(100%自然酵母)させ、10か月熟成後、澱が自然に降りるのを待ってから、タンクに移し、4ケ月落ち着かせた後にボトリングの際にブレンドした。
瓶熟1年後にリリースしている。

マーク・オーベーのテイスティング・コメント

UV-SLは野生の山岳地帯にある野生のヘリテージクローン由来の複雑さと優雅さを持つ。
白毫銀針茶、透明感のある花や果樹園、ペストリーの皮の部分を思わせるアロマ、口に含むと香ばしく濃密な果実味をミネラルのエッジが囲み、万華鏡のように広がっていく。
塩味を感じさせる骨格がグラスの中の液体よりもはるかに大きな体積のものへと進化するようだ。
今後10-15年以上寝かせても楽しめる素晴らしいワイン。
少しだけ靄がかかったように見えるのはノン・フイルターでうまみが削られていない証拠だ。

畑情報

UVは畑のオーナーだった故ユリシス・ヴァルデス(ソノマで最も有名な栽培家の1人で2018年に49歳の若さで急死。
同畑は現在ヴァルデス&サンズ・ヴィンヤード管理会社が所有)の頭文字で、SLはヴァルデス・ヴィンヤードの区画の一つStoetz(ストーツ) Lane(レーン)のことである。
ユリシスとマークは互いの能力を認め合う盟友で、ユリシスの栽培管理能力を信頼したマークは出資することで、ユリシスの独立創業を支えた。

UV-SLはオキシデンタルの町より北、ラシアン・リヴァー・ヴァレーの中央部西端に位置し、畑内をグリーン・ヴァレーの境界線が通り、海に近い為非常に涼しい地域にある。
その品質の高さから多くの生産者がブドウを求め、この地区のピノ・ノワール優良畑と言われている。
区画により丘陵の高い部分は火山性土壌で、その他はローム質のゴールドリッジが散りばめられており、鉄の多い火山性土壌は強い個性の長期熟成に向くブドウを、ゴールド・リッジはリッチで肉感的なテクスチャーを持つブドウを作り出す。
オーベールの契約する区画ではそのユニークな土壌の特色を生かすようにオーベールが吟味したクローン・セレクションで植樹されており、収量は自然に絞られ、1エーカーあたり2トンになる。

UV-SLのブドウはそのテロワールの個性を十分表し、芯のしっかりとした高品質なオーベール・ワインができあがる。
オーベールはこのワインを「カメレオン」と呼ぶ。
なぜならこのワインはグラスの中で進化し、変容していくから。
UV-SLの気候、土壌、希少なクローンの組み合わせは、万華鏡のように、その土地に由来するニュアンスを照らし出す。

▼ 動画・画像などはこちらから

AUBERT WINES オーベール・ワインズ

マーク・オーベールが造るカリフォルニアのカルト・シャルドネ&ピノ・ノワールの5本指に入り10年以上熟成の可能性を持つ希少品

Aubert Wines オーベール・ワインズ

オーベールの設立は1999年。マーク・オーベールはピーター・マイケル、スローン、コルギン、ブライアント等綺羅星のごとき有名ワイナリーのコンサルタントを手掛けてきた凄腕。2010年についに自身の夢である醸造所を購入。現在は自身のワイナリーに専念し、カーネロス、ソノマ・コースト、ナパ・ヴァレーの9つの自社畑と契約畑からシャルドネとピノ・ノワールを造る。マーカッシン、コングスガード、キスラーと並び立つ名品を造り続けている。霞がかかったような色合いが特徴でノン・フイルターでうまみが削られていない証拠。年2回のリリースタイミングで輸入後すぐに完売となってしまう希少品。

マーク・オーベールの造るカリフォルニア5本指に入るシャルドネとピノ・ノワール

マーク・オーベールは25年以上にわたり、カルトワインのワインメーカーとして活躍している。

彼はピーター・マイケル、スローン、コルギン、ブライアントなど、名実ともに有名なブランドを手がけた後、1999年にオーベール・ワインズを設立。

2010年には自身の醸造設備を持ち、ナパ・ヴァレー、カーネロス、ソノマ・コーストの単一畑からシャルドネとピノ・ノワールを造っている。

彼が求めるシャルドネとは、100%仏産樽での発酵・熟成(高い新樽比率)を経ており、贅沢ながらもバランスが取れ、フィネスとエレガンスを体現するワインである。

マーカッシン、コングスガード、ピーター・マイケル、キスラーと並び、カリフォルニアのシャルドネの頂点に位置し、10年の熟成の可能性を持つワインとの評価を受けており、アメリカではメーリングリストで直接販売され、選ばれたレストランのみに出荷するシステムをとっている。

ワイナリー情報