印刷する

ピノ・ノワール サンタ・バーバラ・カウンティ 2020

Pinot Noir Santa Barbara County

希望小売価格 5,600 円(税別)

ヴィンテージ 2020年
容量 750ml
タイプ 赤ワイン
味わい
主要品種 ピノ・ノワール 100%
ブレンド品種
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA サンタ・バーバラ・カウンティ/ Santa Barbara County
ネステッドAVA、他
ソロモン・ヒルズ/ Solomon Hills (Santa Maria Valley)、ケスラー・ハーク/ Kessler Haak (Sta. Rita Hills)、プエルタ・デル・マール/ Puerta Del Mar (Santa Barbara County)
備考 在庫僅少

詳細データ MORE

ワインメーカー アダム・トル―マック/ Adam Tolmach
醸造
熟成 仏産樽にて14か月熟成(新樽比率20%)
土壌
サスティナブル認証
評価
キャップ コルク
アルコール度数 13%
品番 1OJAI32120
JAN 858187004447
入数 12
-- --

コメント

18)65%Bien Nacido, 21%Puerta Del Mar, 7%Keasler Haak, 7%他 20)57%、Solomon Hills (Santa Maria Valley), 27%、Puerta Del Mar (Santa Barbara County) サンタ・バーバラ・カウンティ内の選び抜いた畑をブレンド。特に涼しいこの地区をエレガントに現すワインを目指し、過熟でない適度なフルーツ感があり、酸が綺麗で引き締まり、2杯目を楽しく飲める気持ちの良いワイン。仏産樽熟成9ヵ月

ピノ・ノワール サンタ・バーバラはAVAの特性がバランスよく出ることを目標にしている。
ありがちな果実味主体とするよりは、土壌由来の要素や花のように薫り高い印象が強くなるようにと思い描いてきた結果、アルコール感が強すぎない、ジューシーで飲みやすいワインを造ってきた。

2017年ヴィンテージから海からの冷涼な風が入り込むトップレベルの畑を選んでいる。海からの霧や涼しい風が谷沿いにある畑に直接入ることで熟成のスピードがゆっくりと進む高品質なブドウを使い、発酵温度を少し高めにして醸し期間を長くとり、毎日試飲してベストな醸し期間を選択している。

オーハイではサンタ・バーバラ・カウンティのピノは9か月の仏産樽熟成を行い、フルーティーですぐ飲める味わいになったところで瓶詰しているが、2020年はその時点では初々しすぎたので、単一畑のピノと一緒に14か月の仏産樽熟成後に瓶詰めした。前ヴィンテージは数年使いの樽を使用したが、2020年は新樽を20%使っている。

テイスティング・コメント

赤い果実、スパイス・ティー、花、地域特有の海の潮、樹脂、スモーキーな杉等、典型的なサンタ・バーバラ・カウンティのピノ・ノワールの全てのアロマを体現している。
ベリーやチェリーの甘い味わいが、塩味へとゆっくりと傾いていく。
新樽の使用比率が高いことが中盤の味わい深さにつながっており、サンタ・バーバラ・カウンティのピノでいつも目指しているものと比べて、別次元の美味しさがある。

畑情報

  • 57% Solomon Hills (Santa Maria Valley)、主に海由来の砂質ロームで構成されている。サンタ・マリア・ヴァレーAVA西端にある畑で、同AVAで最も涼しいといわれる。
  • 27% Kessler Haak (Sta. Rita Hills)、サンタ・リタ・ヒルズの北側渓谷に位置する、砂質ロームの中に粘土質ロームが混ざり、3種の台木に7種のクローンが丘の中腹に植えられている。凝縮感のある濃厚なワインが多い地区。
  • 16% Puerta Del Mar (Santa Barbara County) ロンポックの郊外にある海にもっとも近い石灰質土壌の畑。

▼ 動画・画像などはこちらから

OJAI VINEYARD オーハイヴィンヤード

サンタバーバラの涼しい気候で酸と果実のバランスが秀逸。職人気質での少量の手造りワイン。

Santa Barbara County

Ojai Vineyard オーハイヴィンヤード

オーハイは、1983年にアダム・トルーマック氏によって設立されました。有名なオーボンクリマの創設期、ジム・クレンデネン氏と共同経営者として、オーボンクリマのラベルでシャルドネとピノノワールを造り、オーハイのラベルでシラーを生産していました。その後、独立し、オーハイ・ラベルで白数種シャルドネ、リースリング、ソーヴィニヨン・ブランなど、ロゼ、赤はピノ・ノワールとシラーを造っています。優良葡萄園と密接な関係を築き、最良の葡萄を購入し醸造。

1983年にアダム・トルーマックが設立。

トルーマックは、オーボン・クリマの共同経営者としてジム・クレンデネンとシャルドネとピノ・ノワールを造り、オーハイのラベルでシラーを生産していしたが,独立することになり、ワイナリーを設立。

ワイナリーはヴェンツェラ・カウンティ(ロサンゼルスから車で約1時間北上)のオーク・ヴューという町にある。

同郡ではオーハイが唯一注目に値するワイナリーといわれている。


設立当初、6エーカーの自社畑にシラー種を植えたが不運にもピアス病で全滅し、自社畑の所有を断念してからは、優良畑から葡萄を購入することに方針を転換。

品質の高い葡萄を確保するために、栽培農家とトン当たりいくらで葡萄を買うのではなく,エーカーで買う契約をしている。

そうすると栽培農家は収穫量を多くして利益を上げようとする必要がなく、トルーマックの希望に添った栽培法で収穫量を抑えて栽培し、彼が望む質の高い葡萄を手に入れることができるからだ。


オーハイの生産ワインの半分はシラーである。北ローヌの赤ワイン、エルミタージュに惚れ込み、「自分が造るワインはシラーだ」と決心。

彼が1970年代半ばにまだUC Davisの学生だった頃、バークレーにあるカーミット・リンチ・ワイン商会まで出かけて行っては棚を見て回り、ローヌのシラーとロワールのソーヴィニヨン・ブランを買って帰ったことが、褪せることのない青春の思い出として今も、残っているという。

「一番好きなワインは良い年のブルゴーニュですが、いつも安定して美味しいのはシラー。」と語る。

アントニオ・ガッローニに「サンタ・バーバラの隠された宝石」と呼ばれるオーハイの魅力は品質の高さである。

アダム・トル―マック/ Adam Tolmach

ワイナリー情報

ヴェンツェラ・カウンティ、オーハイという町にあるテイスティング・ルーム。ワイナリーは近くのオーク・ヴューという町にある。