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ザ ディスカッション エステートグロウン レッドブレンド 2018

The Discussion Estate Grown Red Blend

希望小売価格 19,800 円(税別)

ヴィンテージ 2018年
容量 750ml
タイプ 赤ワイン
味わい
主要品種 カベルネ・ソーヴィニヨン 56%
ブレンド品種 メルロ40%、カベルネ・フラン3%、プティ・ヴェルド 1%、
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA ナパ・ヴァレー/ Napa Valley
ネステッドAVA、他
スリーパームス・ヴィンヤード 25%、パッツィマロ・ヴィンヤード 20%、レクター・クリーク・ヴィンヤード19% /モニター・リッジ・ヴィンヤード 15%、コーク・ツリー・ヴィンヤード 11% /スタウト・ヴィンヤード10%
備考 限定品

詳細データ MORE

ワインメーカー レネ・アリー/ Rnee Ary
醸造
熟成 仏産新樽にて18か月熟成、その後古樽で6か月、トータルで24か月熟成
土壌
サスティナブル認証
評価
キャップ コルク
アルコール度数 14.5%
品番 1DU1P61118
JAN 669576018613
入数 6
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コメント

仏産樽24ヶ月熟成(18か月新樽100%、6か月数年使いの樽)自社畑のみをブレンドしたトップキュヴェ。優れたワイン作りを定義する為にかわらぬ対話(ディスカッション)を続ける姿勢を表現しています。毎年ブレンドがディスカッションで決められます。

40年近く前にまだダックホーンが初めてのワインをリリースする前に、ダックホーン夫妻とワインメーカーはキッチン・テーブルを囲んで熱い議論を戦わせたものです。
ワイン作りに激論を戦わせながらも、彼らは品種別のバラエタル・ワインを作ることを柱にしたのですが、ダックホーン社はいつもナパ・ヴァレーの多くの個性を持つ畑から数種類のキュヴェを芸術的にブレンドすることに、魅力を感じていました。
深みがあり複雑な個性を持つ世界クラスのエステートワインを作り上げること、 自社畑のブドウのみをブレンドしたザ・ディスカッションはダックホーン・ヴィンヤーズの商品群の頂点を代表し、優れたワイン作りを定義する為にかわらぬ対話を続ける姿勢を現しています。

ヴィンテージ情報

穏やかな春と夏で熱波がなく、白葡萄にも黒葡萄にもほぼ完璧な栽培環境の年。ソーヴィニヨン・ブランとセミヨンには理想的な気候で、糖度がそれほど高くないのにトロピカルなアロマと熟した果実の味わい。
シャルドネは例年よりも3週間遅れで収穫。
傷一つない状態でワイナリーに運ばれ、ダイナミックで複雑な味わいのあるワインを作り出しました。
赤ワイン用ボルドー品種は例年よりも収量が少し多く、全ての葡萄が均一に成熟しました。
秋にはそれぞれのブロックの最適な熟し具合を見て収穫し、ジューシーで非の打ちどころがなく、豪華でまろやかなタンニンがあり、しっかりとした骨格のワインとなりました。

テイスティング・コメント

エステートの最高級ブロックと樽から造られるこのワインはリッチで輝きがあり、深みのある複雑な味わいです。
ブラックチェリー、レッドカラント、バラの花びらの魅力的なアロマが、ヘーゼルナッツ、クローブ、キャラメル、イチジクのプレザーブ等の洗練されたニュアンスと混ざり合っています。
プラム、タイベリー、ブルーベリーのジューシーな層がエレガントなタンニンに縁取られ、レッドリコリス、ミント、メープル、セージの香りが長くダイナミックなフィニッシュに複雑さを添えています。

▼ 動画・画像などはこちらから

DUCKHORN VINEYARDS ダックホーン・ヴィンヤーズ

「ナパのメルローと言えばダックホーン、ダックホーンと言えばナパのメルロ」ナパ・メルロを世に知らしめたオーソリティ

Duckhorn Vineyards ダックホーン・ヴィンヤーズ

ダックホーンはナパヴァレー・セントヘレナの北にダンとマーガレットのダックホーン夫妻により1976 年に設立。当時ブレンド用品種としかみなされていなかったメルローを主体にしたワインで大成功を収めました。メルローは今日に至っても ダックホーン を代表するワインとして高い評価を受けています。ナパにある自社畑、厳選した契約畑からワインを造ります。2017 年度ワイン スペクテーター誌のTOP100 の第一位にメルロ スリー・パームス・ヴィンヤード2014VTG が輝き、そのク オリティの高さは一気にブランド力を高めました。現在ダックホーン・ポートフォリオとして11 のブランドを持つにいたり、2021 年ニューヨーク証 券取引所に新規株式公開(IPO)し上場しました。ダックホーンの進化はまだまだ止まりません。

Wine Maker

Rnee Ary ~レネ・アリー

2003年8月にダックホーンに入社。

当時のワインメーカーであるマーク・ベリンジャーのもとで修業を積み、研究室マネージャー、醸造担当、アシスタント・ワインメーカー、ダックホーンソーヴィニヨンブランとモニターリッジヴィンヤードワインを担当する副ワインメーカーを経て、2014年にダックホーン・ヴィンヤードのワインメーカーに任命されます。 これは長いダックホーンの歴史の中で4人目のワインメーカーにあたります。

そして、ワインメーカーとして初めて手掛けた2014年の「スリーパームス・ヴィンヤード・メルロ」が「Wine Spectator」誌の世界の「トップ100ワイン」リストで「ワイン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれるという快挙を成し遂げました。しかし彼女は謙虚に語ります。

「スリー・パームスのような伝説的な畑や自社畑のナパで最も優れた葡萄を扱うことができて、私は幸運です。このような質の高い葡萄を扱う時にはレシピも決まった公式もありません。私の仕事は葡萄畑に耳を傾けワインの魂を伝えることです。」 また歴史ある偉大なワイナリーのワインメーカーを務めることに関して、先達への敬意を示し遺産に貢献するとして「私は現在進行形の物語の一部」とも語っています。

東海岸出身。セント・メリーズ・カレッジで化学と美術を修め、ロバート・モンダヴィ・ワイナリーの研究室に入室。モンダヴィの優れた醸造チームの薫陶を受け、実地経験を積みつつ、US Davis校とナパー・ヴァレー・カレッジで醸造と栽培を学びました。

ワイン・メーカー、レネ・アリー

Three Palms Vineyard

スリー・パームス・ヴィンヤードは、ナパでも指折りのシングル・ヴィンヤードとして知られる伝説的存在だ。
100年ほど前、今ではスリー・パームス・ヴィンヤードとなっているこの地所は、サンフランシスコのコイト・タワーで有名なリリー・ヒッチコック・コイトの避暑地だった。シンボルとなっている3本の椰子の木は彼女の豪邸の目印として植えられていたものだ。
その屋敷は燃失したが、畑には今でもその当時使われていた中国製の食器の破片が残っている。
カリストガの南に位置し、ナパ・ヴァレーの中でも最後まで霧が残る。
土壌調査をすると下の方まで岩がゴロゴロした痩せた土壌だ。そのため葡萄樹は地中深く根を張る。
ダックホーンは1978年のファーストヴィンテージからこの畑の葡萄からメルロを造り続けている。当時ブレンド品種としかみなされていなかったメルロを主体にしたワインで大成功を収める。
2011年に専売契約を結び、2015年についにこの畑を買い取り、自社畑とした。
2014年より、ワインメーカーにレネ―・アリが就任。ダックホーンの長い歴史の中でダックホーン・ヴィンヤードのワインメーカーの責任は重く、就任期間も長い。その4人目にあたる。
メルロ スリーパームス・ヴィンヤード 2014 VTGが、2017年度のワインスペクテーター TOP100の第一位に輝いた。これはレネ・アリーがワインメーカーとして手掛けた初めてのヴィンテージだった。

  • 1978年 スリーパームス・ヴィンヤードからメルロを初収獲
  • 2011年 専売契約
  • 2014年 レネ・アリーワイン・メーカーに就任
  • 2015年 スリー・パームス・ヴィンヤードを買取自社畑に
  • 2017年 スリー・パームス・ヴィンヤード メルロ 2014がワイン・スペクテーター誌 年間TOP100の第一位に

スリー・パームス・ヴィンヤード

ワイナリー情報

2001年に完成したエステートハウスとテイスティングルーム。

ナパ・ヴァレーの中心部、セント・ヘレナに位置する。

ダックホーンの本拠地である「マーリーズ・ヴィンヤード」に隣接する。

1999年 ワイナリー建築に着手

2001年 完成した美しいワイナリー

マーリーズ・ヴィンヤード

「マーリーズ・ヴィンヤード」は共同創業者であるマーガレット・ダックホーンに敬意を表して名付けられた。

ダックホーンが最初に植樹したヴィンヤード。

この畑から全てが始まった。