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シャルドネ スペシャル・ボトリング プエルタ・デル・マール・ヴィンヤード 2019

Chardonnay Special Bottling Puerta del Mar Vineyard

希望小売価格 7,700 円(税別)

ヴィンテージ 2019年
容量 750ml
タイプ 白ワイン
味わい
主要品種 シャルドネ 100%
ブレンド品種
原産国名 アメリカ
地方名 カリフォルニア
AVA サンタ・バーバラ・カウンティ/ Santa Barbara County
ネステッドAVA、他
備考 限定数のみ入荷在庫僅少

詳細データ MORE

ワインメーカー アダム・トル―マック/ Adam Tolmach
醸造 醸造:仏産樽(新樽比率50%)にて醗酵・熟成(15か月)
熟成
土壌
サスティナブル認証
評価
キャップ コルク
アルコール度数 13.5%
品番 1OJAC52119
JAN
入数 12
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コメント

Door to the Sea「海に向かった扉」という名前を冠した冷涼な畑。サンタ・リタ・ヒルズの境界より更に西、標高800m海にもっとも近い畑。仏産樽(ダミーとフランソワ・フレール)で発酵・熟成14ヶ月(新樽50%)、瓶熟6か月。海、チョーク、みかんの花、ナツメグ、バターを思わせるアロマ。レモンとヴァニラ風味の力強いミネラルの骨格を持ち、シナモン風味のタルト、塩味の効いたキッシュを思わせ、複雑でエレガントなフィニッシュ。

テクニカル情報

醸造:仏産樽(新樽比率50%)にて醗酵・熟成(15か月)

  • ●ダミー社の数年使いの樽(ミディアムトースト、乾燥・熟成期間3年):彫刻のように整ったエレガンスを表現する。
  • ●フランソワ・フレール社の新樽(ライトトースト、乾燥・熟成期4年):エキゾチックなスパイスと繊細な骨格で洗練されたプロフィールを表す。

テイスティング・コメント

海泡やチョーク、果樹園の花、ナツメグ、バター風味のシトラスのアロマ。
味わいは、レモンとバニラクリームで満たされた力強いミネラルの骨格を持ち、スパイスの効いたタルトやキッシュと塩味が、エレガントなフィニッシュに複雑性をもたらす。
数か月の瓶熟を経ており、リリース仕立てでも調和がとれて長期熟成も可能である。

畑情報

プエルタ・デル・マール・ヴィンヤード/ Puerta Del Mar Vineyard
サンタ・リタ・ヒルズの境界より更に西、ロンポックの郊外にある海にもっとも近い石灰質土壌の畑。(標高100m)
誰もこの畑のブドウが素晴らしく熟すとは思わなかった為、サンタ・リタ・ヒルズAVAにもサンタ・イネズ・ヴァレーAVAにも含まれない程、海に近く、霧と海からの涼しい風の影響を大きく受ける畑。

同畑のワインは従来シングル・ヴィンヤード・ワインとして通常ラベルでリリース・輸入されてきた。アダム・トルーマックは素晴らしい畑のポテンシャルをもっと表現するためには更に新樽で追熟をするというスペシャル・キュヴェを2017VTGから少量造ってきたが、その仕上がりのすばらしさに2020VTGからは通常ラベルをやめてスペシャル・キュヴェのみを造ることを決めている。
通常よりプラス5ヶ月の樽熟成はこのワインを最も特徴づけるものだ。

50%新樽。木樽に存在するミクロの孔は酒石の結晶で塞がれるが、新樽は未だ塞がれていない。
その為、新樽を使用したワインはより酸化的なものとなる。
これにより太陽の光を浴びた果実味を和らげ、この冷涼な畑で見られる強烈なミネラルをより前面に押し出すことができる。

▼ 動画・画像などはこちらから

OJAI VINEYARD オーハイヴィンヤード

サンタバーバラの涼しい気候で酸と果実のバランスが秀逸。職人気質での少量の手造りワイン。

Santa Barbara County

Ojai Vineyard オーハイヴィンヤード

オーハイは、1983年にアダム・トルーマック氏によって設立されました。有名なオーボンクリマの創設期、ジム・クレンデネン氏と共同経営者として、オーボンクリマのラベルでシャルドネとピノノワールを造り、オーハイのラベルでシラーを生産していました。その後、独立し、オーハイ・ラベルで白数種シャルドネ、リースリング、ソーヴィニヨン・ブランなど、ロゼ、赤はピノ・ノワールとシラーを造っています。優良葡萄園と密接な関係を築き、最良の葡萄を購入し醸造。

1983年にアダム・トルーマックが設立。

トルーマックは、オーボン・クリマの共同経営者としてジム・クレンデネンとシャルドネとピノ・ノワールを造り、オーハイのラベルでシラーを生産していしたが,独立することになり、ワイナリーを設立。

ワイナリーはヴェンツェラ・カウンティ(ロサンゼルスから車で約1時間北上)のオーク・ヴューという町にある。

同郡ではオーハイが唯一注目に値するワイナリーといわれている。


設立当初、6エーカーの自社畑にシラー種を植えたが不運にもピアス病で全滅し、自社畑の所有を断念してからは、優良畑から葡萄を購入することに方針を転換。

品質の高い葡萄を確保するために、栽培農家とトン当たりいくらで葡萄を買うのではなく,エーカーで買う契約をしている。

そうすると栽培農家は収穫量を多くして利益を上げようとする必要がなく、トルーマックの希望に添った栽培法で収穫量を抑えて栽培し、彼が望む質の高い葡萄を手に入れることができるからだ。


オーハイの生産ワインの半分はシラーである。北ローヌの赤ワイン、エルミタージュに惚れ込み、「自分が造るワインはシラーだ」と決心。

彼が1970年代半ばにまだUC Davisの学生だった頃、バークレーにあるカーミット・リンチ・ワイン商会まで出かけて行っては棚を見て回り、ローヌのシラーとロワールのソーヴィニヨン・ブランを買って帰ったことが、褪せることのない青春の思い出として今も、残っているという。

「一番好きなワインは良い年のブルゴーニュですが、いつも安定して美味しいのはシラー。」と語る。

アントニオ・ガッローニに「サンタ・バーバラの隠された宝石」と呼ばれるオーハイの魅力は品質の高さである。

アダム・トル―マック/ Adam Tolmach

ワイナリー情報

ヴェンツェラ・カウンティ、オーハイという町にあるテイスティング・ルーム。ワイナリーは近くのオーク・ヴューという町にある。