希望小売価格 3,300 円(税別)
| ヴィンテージ | 2020年 |
|---|---|
| 容量 | 750ml |
| タイプ | 赤ワイン |
| 味わい | |
| 主要品種 | ジンファンデル 91% |
| ブレンド品種 | プティ・シラー 9% |
| 原産国名 | アメリカ |
| 地方名 | カリフォルニア |
| AVA | ノーザン・ソノマ/ Northern Sonoma |
| ネステッドAVA、他 | ドライ・クリーク・ヴァレー/ Dry Creek Valley |
| 畑 | |
| 備考 | Wine Spectator 90 by Tim Fish, senior editor |
詳細データ MORE +
| ワインメーカー | モンス・リース/ Montse Reece |
|---|---|
| 醸造 | ステンレス・タンクにて48時間低温浸漬 |
| 熟成 | 米国産樽で12か月熟成(新樽比率30%) |
| 土壌 | |
| サスティナブル認証 | |
| 評価 | 90P以上 |
| キャップ | コルク |
|---|---|
| アルコール度数 | 15.9% |
| 品番 | 1PEDK22120 |
| JAN | 86942111028 |
| 入数 | 12 |
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コメント
ヴィンテージ情報
2020年の夏は暑いものの、9月の猛暑日は少ないという理想的な生育期間だった。
マザー・クローン・ジンファンデルのブドウのほとんどは、ドライ・クリークの丘陵地帯にある自社畑で収穫されたもので、ブドウの収穫は成熟度と酸のレベルを見極めて9月の2週目に行い、薫り高く味わいが凝縮した果実を得ることができた。
テクニカル情報
醸造・熟成:除梗後に温度管理されたステンレス・タンクで48時間低温浸漬し、除梗されたブドウは発酵タンクに移され、発酵期間中、毎日ポンプオーバーを行うとともに、フェノールを最大限に抽出するために、発酵時に果帽が浮き上がってきたら果汁のみを抜き、果皮や種子を空気に触れさせ酸化させてから数時間後に果汁をもどすデレスタージュを行い、色素やタンニンの抽出を促した。
このワインの仕上りによく合う米国産樽で12か月熟成させた(30%新樽)。
米国産は仏産に比べてやや樽の香りが強く、甘いニュアンスがつく。
テイスティング・コメント
ソノマのドライ・クリーク・ヴァレーは古くからジンファンデルの名産地として知られ、このワインも赤や黒のベリー系のアロマが豊かな典型的なスタイルを受け継いでいる。
熟したレッドベリー、シナモンや白コショウのアロマ。
ジャミーなベリーの味わいにバニラ、リコリス、ベーキングスパイスの風味が加わる。
ベリーとスパイスのダイナミックな組み合わせが、丸みのあるタンニンとピリッとした後味をもたらす。
それがドライ・クリークのジンファンデル、ペドロンチェリのスタイル。
9%ブレンドされたプティ・シラーが色の濃さとストラクチャーをワインに与えている。
今飲んで美味だが、3年から5年の熟成も楽しめる。
ペドロンチェリのジンファンデルの畑はソノマのドライ・クリーク・ヴァレーにあり、1904年に植樹された由緒ある畑で、創始者であるジョン・ペドロンチェリが1927年に畑を購入。
いまでもこの老樹のクローンが実をつけてワインを生み出していることにこの名前の由来がある。
このワインにはホーム・ランチ・ヴィンヤード(自社畑)とブッシュネル・ヴィンヤード(ジョン・シニアの孫娘の畑)と近くのジョヴァノーニ・ヴィンヤードの古樹のブドウが使われている。
▼ 動画・画像などはこちらから
「毎日飲んでも裏切らない!!」 常にコストバリューを念頭においてる老舗ワイナリー。 2017年創立90周年を迎えました。

Drycreek Valley, Sonoma County
Pedroncelli Winery ペドロンチェリワイナリー

ソノマの老舗ワイナリー。コストパフォーマンスに優れたデイリーワインを得意とする。ソノマカウンティ北部、ジンファンデルの里と言われるドライクリークヴァレーにワイナリーがあります。1927年、イタリア系移民のジョン・ペドロンチェリ氏が40ヘクタールほどの畑をガイザーヴィルの西に購入しワイナリーの設立となりました。ジョンの息子ジョン・ジュニアとジムの兄弟が中心になり、2代目が引き継ぎましたが、ジョン・ジュニアが2015年1月に亡き後、その遺志を継ぐジョン・ジュニアの息子と娘、ジムの娘夫婦達(3世代目)が中心となり、ファミリー・ビジネスを支えています。 2017年創立90周年を迎え、4世代に渡り、家族経営を続けている稀有なワイナリー。
ソノマ・カウンティ北部、ジンファンデルの里とでもいうべきドライ・クリーク・ヴァレーにあるのがペドロンチェリ・ワイナリーだ。
1927年、イタリア系移民のジョン・ペドロンチェリが、40ヘクタールの畑をソノマ北部、ガイザーヴィルの西、現在のワイナリー周辺に購入、ペドロンチェリ・ワイナリーの設立となり、2017年に創業90周年を迎えるまで、4世代に亘り家族経営をおこなってきた。
初代ジョンの息子であるジョン・ジュニアはドライ・クリーク・ヴァレーの先駆的ワインメーカーとして知られており、弟のジムはセールスとマーケティングを統括してきた。
ジョン・ジュニアが2015年1月に亡くなり、2022年にジムが引退し、ジョン・ジュニアの息子と娘、ジムの娘夫婦達(3世代目))が引き継ぎ、現社長はジュリー・ペドロンチェリ・セントジョン。
現在では共同オーナー権の70%が女性であり、ワインメーカーも女性という女性中心のワイナリーに生まれ変わっている。
初代ジョンがワイナリーを購入したときの納屋は今でも現役で、息子達がかつて育った家は、事務所として使用されていることなど、よい意味でのアメリカの伝統といったものが息づいていることに加え、ペドロンチェリ家の人々の気さくさ、暖かさといったものがこのワイナリーの大きな魅力のひとつとなっていて、それがワインにもよく現れている。
前列左からMitch Blakeley, Christine Pedroncelli, Phyllis Pedroncelli, Ed St.John
後列左からMaureenMorehouse, Lisa (Pedroncelli)and Lance Blakeley, Cathy Pedroncelli, Richard Morehouse,Jim Pedroncelli,Jon Brown, Joanna Pedroncelli, Julie (Pedroncelli) St.John.
アメリカンオークで12ヶ月熟成(新樽30%)。マザークローンとはペドロンチェリが1927年にドライクリークヴァレーの畑を購入した際、既にジンファンデルが栽培されていた伝統ある区画のクローン。締まった果実味、上品な酸味がバランス良く感じられます。